5秒でフローリングのキズを修復【0円退去】かくれん棒の使い方～引っかき傷にも◎

引越しで大掃除していると、知らないうちについてしまったフローリングの傷があちこちに…

いくら請求されるかハラハラしますよね。

わたしは、賃貸マンションに1センチ程度の傷をつけてしまいました。

もし、同じようにフローリングの傷でやなんでいる人には「かくれん棒」がおすすめです。

色鉛筆でキャンパスにお絵かきする感覚で、フローリングの傷を隠すことができます。

この記事は、かくれん棒の使い方をご紹介します。

この記事を読んでいただくことで、0円で退去できます。節約したお金でちょっといい家具が買えます。

かくれん棒とは？【フローリング、家具の傷直し】

かくれん棒とは、フローリングや木部の傷をさっと隠せるクレヨンです。

パテ＋4色入っているので、カラーのブレンドができます。

そのため、色々な色の補修に対応できます。

ペン型なので手も汚れず、すぐに傷が直せるので、引越しで便利でした。

【まずは結論】小さなキズなら隠せる～ひっかき傷

結論、かくれん棒は、小さなフローリング傷なら直すことができます。

傷	相場料金
線キズ・凹み・欠け（全長2cm以下）	4,000円〜6,000円
線キズ・シミ・剥がれ（〜25c㎡、全長20cm以下）	13,000円〜17,000円
線キズ・シミ・剥がれ（26〜100c㎡、全長40cm以下）	23,000円〜27,000円

フローリングの修復費用は、1箇所あたり4,000円〜6,000円かります。

引越しでお金がかかるのに、追加出費は避けたいですよね…

そんなときに試してみたのが「かくれん棒」です。

床用のクレヨンのようなもので、なぞるだけで傷を目立たなくします。

かくれん棒は、600円程度で購入できます。

フローリングはもちろん、家具の修復も可能です。

ルンバが傷つけたカリモクの机も、かくれん棒で修復できました。

深いフローリング傷を直す手順【使い方】

かくれん棒は、浅い傷ならすぐに誤魔化せます。

しかし、深いフローリング傷の場合、ちょっと工夫が必要です。

手順を紹介します。

1. スプーン、ライター、パテを用意する
2. ライターでかくれん棒を液状化する
3. 液状化したかくれん棒をフローリングに流し込む
4. パテで不要な部分を削り平らにする
5. 木目を描く

順番に解説します。

手順１：スプーン、ライター、パテを用意する

フローリングの傷が深い場合は、かくれん棒を溶かして液状化する方法がおすすめ。

スプーンでかくれん棒を溶かし、傷に流し込み、パテで修復する方法です。

スプーン、ライター、ハケをご用意ください。

手順２：ライターでかくれん棒を液状化する

かくれん棒のクレヨン部分をスプーンに乗せ、炙り（あぶり）ます。

スプーンは、もう使わないスプーンがおすすめ。なぜなら、スプーンにクレヨンがこびりつき、2度と使えなくなるからです。

スプーンは捨てることになるので注意です。

手順３：液状化したかくれん棒をフローリングに流し込む

液状化したかくれんをフローリングに流し込みます。固まるまで、30分ほど放置します。

手順４：パテで不要な部分を削り平らにする

溶かしたクレヨンが固まったら、パテで削ります。

平らになるよう調整してください。

手順５：木目を描く

最後に、木目を描きます。

ここが完成度を左右します。うまくカモフラージュすると、傷がなくなったように見えます。

広範囲のキズ、剥がれは直せない【デメリット】

かくれん棒のデメリットは、直せる範囲に限界があること。

なぜなら、クレヨンだから、複雑な柄に対応できないからでです。

1色～2色のシンプルなフローリング、家具の対応は可能ですが「床の剥がれ傷」「広範囲な傷」には対応できません。

かくれん棒は、あくまでカモフラージュするだけです。

引っ越しによる賃貸マンションの修繕おいて、大きな傷を隠すには時間と労力が必要になるので、諦めも必要です。

ひっかき傷、キズ隠しにはかくれん棒【まとめ】

まとめです。

かくれん棒は、引っかき傷や浅いフローリング傷を修復できます。

かくれん棒は600円。フローリングの修復費は4,000円～6,000円が相場です。

そのため、3,000円以上節約することができます。

かくれん棒は、フローリング以外にも家具にも使えます。引越しのときかくれん棒があると、いままで気が付かなかった傷に気づけて、すぐに直すことができます。

それって、とっても効率的だと思いませんか？