ワインセラーに日本酒は入る?さくら製作所GX38を1か月使った口コミ

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GX38の上の部屋に一升瓶3本を立てて入れたところ
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「ワインセラーに日本酒を入れても大丈夫?」
「高い買い物だけど、後悔しない?」

日本酒は、ワインのように横に寝かせず、瓶を縦にして置くほうが味が落ちにくいと言われています。ただ、一升瓶を立てたまま冷蔵庫に入れると、かなり場所をとります。

筆者の家も、一升瓶2本と妻のワインで冷蔵庫がパンパンでした。

夫婦で1年迷ってさくら製作所のGX38を買い、1か月使って出した結論はこうです。

この記事の結論
  • 上の部屋は-5℃で日本酒、下の部屋は14℃でワイン。好きなお酒が分かれる夫婦でも、1台分の場所で両方を冷やせます
  • 一升瓶は上の部屋に6本まで立てて入り、冷蔵庫が空きます
  • 開けても焦らず、1本を何日かに分けて味わえるようになりました
  • 売り場で見た、ワインか日本酒の片方だけ向けの機種は5万〜7万円台、両方を冷やせるGX38は公式で138,600円
  • 日の当たらない場所を選べば、リビングに家具のように置けます
  • アルコール14度の夏純吟も、-5℃で凍らずに飲めました
記事でわかること(もくじ)

ワインセラーに日本酒を入れても大丈夫?一升瓶が立つ機種を選ぶ

ワインセラーに日本酒を入れても大丈夫です。

ただし、日本酒は立てて置くのが基本なので、一升瓶を立てたまま入れられて、冷蔵庫より冷やせる機種を選びます。

GX38の説明書でも、日本酒を保存するなら-5〜0℃が目安とされています。家の冷蔵庫の冷蔵室では、ここまで冷やせません。

ワインは寝かせて、日本酒は立てて置く

ワインと日本酒は、置き方が逆になります。

ワインはコルクが乾かないように、横に寝かせて置くのが基本です。

日本酒を横に寝かせると、お酒が金属のキャップに触れ続けて、さびたり漏れたりしやすくなると言われています。空気に触れる面も広がるので、日本酒は立てて置きます。

ワイン専用のセラーは寝かせる棚ばかりで、一升瓶が立つ高さのない機種もあります。

冷蔵庫では一升瓶2本で場所がなくなった

セラーを買う前、冷蔵庫に一升瓶2本を立てて入れていたところ
セラーを買う前は、一升瓶を冷蔵庫に立てて入れていました

筆者の家では、セラーを買う前は一升瓶を冷蔵庫に立てて入れていました。

妻がワイン好きで、ワインを買う機会も多いので、冷蔵庫はお酒だけでパンパンになります。

横にして入れれば場所は空きますが、味が落ちるのではないかと気になっていました。

GX38は上の部屋に一升瓶を立てたまま入れられる

GX38の上の部屋に一升瓶3本を立てて入れたところ
上の部屋には棚がなく、一升瓶が立ったまま入ります

さくら製作所のGX38は、上の部屋に棚がなく、一升瓶を立てたまま入れられます。

筆者はいま、上の部屋に一升瓶を3本立てて入れています。説明書では、上の部屋に立てて入るのは6本までです。

公式の「一升瓶11本」は、下の部屋の5本を合わせた数です。下の部屋はワインを寝かせる棚なので、日本酒を立てて置くのは上の部屋だと考えておくと安心です。

日本酒は立てて、ワインは寝かせて。1台で両方の置き方ができるので、冷蔵庫に入れていたお酒をここへ移せました。

さくら製作所 GX38とは?日本酒とワインを分けて冷やせる2室のセラー

さくら製作所のGX38は、上と下で温度を分けられるセラーです。

上の部屋は-5℃まで下げられるので、日本酒を冷蔵庫より冷たくして置けます。下の部屋はワインに向く温度にして、ワインを寝かせておけます。

「氷温M5」というシリーズの中で、ワインが38本入る大きさの1台がGX38です。

スペックと値段

項目GX38(公式の数字)
温度上の部屋 -5〜25℃/下の部屋 0〜25℃(1℃ずつ)
入る本数ワイン38本/一升瓶11本
大きさ幅39×奥行53.2×高さ117.5cm
重さ49kg
色ブラック/ホワイト
電気代の目安年約4,650円(年間消費電力量145〜150kWh)
公式の値段138,600円(税込・送料と設置込み)
さくら製作所 GX38のスペック(公式サイト、2026年10月時点)

※価格は変動します。

筆者はビックカメラ有楽町店で買い、マットなども含めて総額約15万円でした。

売り場で比べたセラーは、どれも片方向けだった

ビックカメラ有楽町店のワインセラー売り場
買う前に下見したビックカメラ有楽町店のセラー売り場

買う前に、ビックカメラ有楽町店でセラー売り場を下見しました。

5万〜7万円台のセラーもありましたが、ワインだけ、日本酒だけのどちらかに向けた機種ばかりでした。

-5℃まで下がって、ワインセラーとしても使える機種は、その売り場ではGX38だけでした。

値段は倍ほど違いますが、妻のワインと筆者の日本酒を1台にまとめたかったので、GX38に決めました。

GX38を1か月使ってわかったこと|温度・音・におい

1か月使ってみた感想です。

温度の設定方法に不安がありましたが、ボタンポチポチで簡単に設定できました。機会が苦手な女性でも安心です。音も、においも、気になるところはありません。

温度は上の部屋を-5℃、下の部屋を14℃にしている

GX38の温度表示。上の部屋-5℃、下の部屋14℃
上の部屋は-5℃、下の部屋は14℃にしています

筆者は、上の部屋を-5℃にして日本酒を、下の部屋を14℃にしてワインを入れています。

温度は1℃ずつ変えられます。上の部屋は-5〜25℃、下の部屋は0〜25℃の間で選べるので、日本酒を0℃にしたいときも、ワインの温度を少し上げたいときも、設定を変えるだけで合わせられます。

ワインは13〜14℃くらいで置いておくのがいいと聞いていたので、下の部屋はその温度にしました。

説明書によると、下の部屋の奥にある出っぱりより下の段は、設定より2〜5℃高くなります。温度をそろえたいワインは、上の段に置くと安心です。

扉の表示は、設定した温度ではなく、いまのワインセラーの部屋の中の温度です。設定と表示がずれていても、故障ではありません。

音は冷蔵庫と同じくらいで、気にならない

動く音は、家の冷蔵庫と同じくらいです。

筆者はリビングに置いていますが、音が気になったことは一度もありません。

公式サイトには、寝室など静かな部屋では動く音が大きく感じられることがある、と書かれています。

寝室に置く人は、置き場所を選んだほうが安心です。

庫内のにおいはない

扉を開けても、においはありません。

日本酒とワインを一緒に入れていますが、においで困ったことはないです。

GX38で-5℃に冷やした日本酒は、2本ともすっきりしていた

-5℃に冷やして飲んだ日本酒は、2本ともすっきりした飲み口でした。

夏純吟はアルコール14度でも凍らなかった

夏純吟は、アルコールが14度と低めのお酒ですが、-5℃でも凍りませんでした。

ラベルには「旨口」とありますが、筆者は辛口に感じました。冷たさで、キレが前に出たのかもしれません。

三井の寿 +14は「目が飛び出るほどおいしかった」

三井の寿 +14も、上の部屋で-5℃まで冷やしてから飲みました。

ラベルは大辛口ですが、思ったほど辛くなく、水のようにすっきりしていました。せいろの蒸し野菜と合わせて飲んだときは「目が飛び出るほどおいしかった」と感じています。

味や合わせたおかずは、三井の寿 +14のレビューにまとめています。

どちらも、ほかの温度とは飲み比べていません。ただ、冷蔵庫では届かない-5℃まで、家でいつでも冷やせるのは、このセラーならではです。

GX38を買ってよかった点3つ

GX38を買ってよかった点は、次の3つです。

  1. 日本酒とワインを、それぞれに合う温度で1台に置ける
  2. 開けても焦らなくなり、毎日の晩酌が週3回になった
  3. リビングに家具のように置ける

日本酒とワインを、それぞれに合う温度で1台に置ける

上の部屋は-5℃で日本酒、下の部屋は14℃でワインと、温度を分けて置けます。

GX38の下の部屋にワインを寝かせて並べたところ
下の部屋には、ワインを寝かせて入れています

妻はワイン、筆者は日本酒が好きなので、2人のお酒を1台にまとめられました。

好きなお酒が分かれていても、セラーを2台置くわけにはいきません。1台で日本酒用とワイン用の2つの役目をこなし、場所も1台分で済むのが、夫婦で使っていちばんありがたいところです。温度も1℃ずつ変えられるので、どちらかの好みが変わっても合わせられます。

開けても焦らなくなり、毎日の晩酌が週3回になった

前は1本開けると、その日のうちに飲みきらなきゃと思っていました。

セラーに戻しておけるようになってから、「安いワインをめちゃくちゃ飲んで酔う」ことがなくなりました。毎日だった晩酌は、週3回に減りました。

お酒のランクは上がったので、お酒代はトントンかもしれません。それでも、飲む量が減ったのは体にとってうれしい変化です。

リビングに家具のように置ける

筆者は、GX38のブラックをリビングに置いています。

黒い本体がソファとよく合い、床のフローリングにもなじみました。置いてみると、冷蔵庫とは「全然違う感覚」です。

キッチンに余裕があればそちらでもいいのですが、夫婦2人の家でキッチンが広くないので、リビングにしました。

GX38を買う前に知っておきたい点5つ

GX38を買う前に知っておきたい点は、次の5つです。

  1. 総額は約15万円かかった
  2. 小さめの冷蔵庫くらいの場所をとる
  3. 日の当たる場所と、テレビの隣には置けない
  4. 色は白と黒の2色だけ
  5. 電気代は公式の目安で年約4,650円

総額は約15万円かかった

筆者がビックカメラで払ったのは、マットなども含めて総額約15万円です。

店で買うと、設置や運搬が別料金になることがあります。公式サイトの値段は送料と設置込みなので、買う店の値段に何が含まれるかを先に確かめておくと安心です。

小さめの冷蔵庫くらいの場所をとる

GX38は、幅39cm、奥行53.2cm、高さ117.5cmです。床に置くと、小さめの冷蔵庫1台ぶんくらいの場所をとります。

重さは49kgあります。筆者の家では業者に運んでもらいましたが、マンションならエレベーターに乗るかを先に確かめておくと安心です。

日の当たる場所と、テレビの隣には置けない

筆者の家では、リビングの窓ぎわに置いています。あとで公式サイトを見て、直射日光の当たる場所には置かないように書かれているのを知り、日が差す時間はカーテンを閉めて、日が当たらないようにしています。

公式サイトの質問ページでは、日が当たる状態で使うと故障につながるおそれがある、とされています。

公式サイトでは、テレビや電子レンジ、大きい冷蔵庫の隣も避けるように書かれています。リビングに置くなら、テレビの横は外して場所を決めます。

すき間は、左右に2cm、上に5cmあけます。背中は壁に付けて大丈夫です。筆者の家では、動いているあいだセラーの横が熱くなるので、近くに物を置かないようにしています。

色は白と黒の2色だけ

GX38の色は、ブラックとホワイトの2色だけです。

筆者の家ではブラックが部屋に合いましたが、ほかの色は選べません。

電気代は公式の目安で年約4,650円

公式サイトでは、電気代の目安は年約4,650円です。

筆者の家では測っていません。使い始めたころは「結構電気を使っていそう」と感じていました。

ここまでの5つが気にならなければ、GX38は日本酒とワインを両方飲む家にとって、買ってよかったと思える1台です。

GX38の下に敷くマットは必要?賃貸なら買っておく

GX38の足元に敷いた透明マット
足元に敷いた透明マット。床の傷と地震に備えています

筆者は、セラーの下に透明のマットを敷いています。

マットは敷かなくても使えますが、地震のときの揺れと、床の傷が気になるなら敷いたほうがいい、と店員さんに言われて買いました。

賃貸の家なら、床を守るために買っておくのがおすすめです。敷いてからは、地震のときにも揺れにくいと感じています。

床暖房をよく使う家は注意してください、とも言われました。筆者の家は床暖房ですが、使う日が少ないので敷いています。

GX38が向いている人

GX38が向いているのは、次のような人です。

  • 日本酒もワインも、家でよく飲む夫婦
  • 一升瓶や四合瓶を買うたびに、冷蔵庫の場所に困っている人
  • 開けたお酒を、その日に飲みきらなきゃと焦ってしまう人
  • リビングに、小さめの冷蔵庫1台ぶんの場所をあけられる人

ワインだけ、日本酒だけを冷やしたいなら、片方だけ向けの安いセラーでも足ります。

両方を飲むなら、売り場で見た片方向けの5万〜7万円台を2台そろえると、10万〜14万円です。

GX38の公式価格とほぼ同じで、場所は1台分で済みます。

よくある質問

-5℃で日本酒は凍りませんか?

筆者が-5℃で冷やした夏純吟と三井の寿 +14は、どちらも凍りませんでした。夏純吟はアルコールが14度と低めで、ほかのお酒は試していません。

一升瓶は何本入りますか?

立てて入るのは、上の部屋の6本までです。公式の11本は下の部屋の5本を合わせた数で、筆者はいま上の部屋に3本立てて入れています。

四合瓶は何本入りますか?

発売時のプレスリリースでは、四合瓶(720ml)は27〜33本とされています。筆者は一升瓶を中心に入れているので、四合瓶を並べた本数は試していません。

ワインは寝かせておくほど、おいしくなりますか?

1,000〜2,000円ほどのふだん飲みのワインは、店に並んだ時点で飲みごろのものがほとんどだと言われています。何年も寝かせて味が良くなるのは、一部の高めのワイン。筆者の家では妻のワインを寝かせていて、まだ飲み比べはできていません。

開けた日本酒は、セラーに戻せば長持ちしますか?

何日延びるかまでは確かめていません。筆者は三井の寿 +14の一升瓶を開けてから-5℃の部屋に戻し、10日たっても味が変わらないまま、12日で飲みきりました。

ビールも入れられますか?

-5℃の部屋には入れないでください。アルコール5%ほどのビールは-3℃くらいで凍り、凍ると中の炭酸ガスごと体積が増えて、缶が破裂することがあります(サントリーお客様センターのよくある質問より)。さくら製作所は、ビールを冷やすなら凍らないぎりぎりの約-2℃を案内しています。筆者の家は上の部屋を日本酒用の-5℃にしているので、ビールは冷蔵庫で冷やすのが安心です。

設置は自分でできますか?

公式サイトでは、業者か販売店に頼むように案内されています。筆者もビックカメラで設置まで頼みました。

保証はどれくらいですか?

公式サイトでは、本体が1年、冷やす仕組みの部分が3年、ガラスが6か月です。5年の延長保証は9,100円で付けられます。

まとめ:GX38で晩酌は週3回に減り、前よりいい酒を選ぶようになった

GX38を買って、次の3つが変わりました。

  • 毎日だった晩酌が週3回になり、飲む量が減った
  • お酒代はトントンのまま、前よりいい日本酒とワインを選ぶようになった
  • 日本酒は-5℃、ワインは14℃。それぞれに合う温度で、1台に置ける

前は1本開けると、その日のうちに飲みきらなきゃと焦っていました。いまは-5℃の一升瓶を開けて、飲みきれない分はセラーに戻します。三井の寿 +14の一升瓶は、10日たっても味が変わらず、12日かけて飲みきりました。

飲む量は減ったのに、1杯ずつを大切に味わえるようになった。冷蔵庫に一升瓶が入らず困っているなら、それだけでも選ぶ価値のある1台だと思いませんか?

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